菌は地球を救う

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「菌は地球を救う!」これって、実は既に始まっている取り組みなんです。

国家ぐるみで取り組んでいるのがマレーシア。マレーシアに流れるケリアン川は、近代化の流れを受け、飲食店からの排水や生活排水などが原因で汚染が進んでいたそうです。

10数年以上もかけて汚泥が、堆積していたそうなのですが、この状況を改善しようとここに、「有用微生物群」を投入した結果、10数年異常かけて堆積した汚泥が、たった3ヶ月で消えたそうです。

この「有用微生物群」というのが、ミソなんですが、微生物の中から、有用な働きをする微生物だけを取り出し、共生させて、培養するのがとても難しいらしく噂レベルではありますが、利権とかすっごい変な力が働いていて、なかなか普及しないという理由もあるとかないとか…

確か、私が知る限りでは、今、日本には3種類くらいの「有用微生物群培養」が成立しているらしく、そのひとつが「EM菌」、もうひとつが「R菌(アール菌)」。そして3つ目の、YM菌があります。

なぜ、「有用微生物群」を汚泥が堆積した川に投入したら消えたかというと、このメカニズムが最終的には「菌は地球を救う!」になって、私が家事菌活を始めた理由でもあるので、詳しく解説します。

菌の浄化メカニズム

すっごい学術的な話は抜きにしますね。詳しい人が、この記事を読んでくれていたら、多少の語弊は「お愛嬌」ということで、許してください。指摘部分はコメントでも受け付けていますので、書き込んでいただけると光栄です。

それでは、なぜ、菌が地球を救い、なぜ、家事菌活が、最終的には菌による環境改善につながるのかを、ざっくばらんにお伝えします。

そう言えば、武田邦彦先生も言ってたなぁ〜

微生物には「細菌」や「ウィルス」などが含まれるのですが、今回のテーマで関係するのは「細菌」のほうです。

「細菌」には、わかりやすく3種類いて「善玉菌」と「悪玉菌」そして「日和見菌」がいます。「善玉菌」の代表格は、乳酸菌、光合成細菌、酵母菌で、悪玉菌の代表格は、大腸菌やウェルシュ菌、そして、胃がんの原因と言われる「ピロリ菌」と言ったところでしょうか。

ただ、実は大腸菌は、異常繁殖や異常変異しない限り無害です。この変異したものが「病原性大腸菌」と呼ばれる「悪玉菌」というわけですね。

「じゃぁ、変異して有害になるのが『悪玉菌』?」と、考えたくなるんですが、有用微生物群に含まれ「善玉菌」として紹介されることも多い「酵母菌」も異常変異や異常繁殖によって真菌感染症という病気になることがあります。

要は、肝心なことは「バランス」なんです。

「汚染」は、謂わば「悪性微生物」もしくは「有害微生物」の占める割合が圧倒的な割合となり、このバランスが崩れて「腐敗」した状態なんです。

バランスを整えることで、「汚染」は「洗浄」される

「汚れ」たら、「きれいにする」というのは、私たちが日頃から行っている習慣ですよね。

「汚れた部屋」から「きれいな部屋」に「片付ける」際にイメージできるのは「ゴミをなくす」「散らかったものを元の場所に戻す」ということですが、特にこの「ゴミをなくす」というイメージが、どうやら「消毒」や「滅菌」というイメージにヒモついているようです。

「ゴミ」は、「紙くず」をイメージするとわかりやすいのですが、「紙くず」は、もともと「きれいな紙」だったはずです。

ただ「紙」の場合は「紙くず」から「きれいな紙」には、戻せませんし、切り刻んだり、ちぎれたりした紙くずを1枚の紙には戻せませんので、ゴミ箱に入って捨てられます。

部屋を汚す「ホコリ」は、何かというと「繊維(綿ボコリ)」が56.2%と過半数を占めているようで、次に多いのは「土砂(無機物?)」の27.5%。その他、「食物」3.53%、「毛髪」3.02%、「紙片」1.71%、その他が8.04%という割合だそうです。

そして、この「ホコリ」の成分は微生物のエサにもなります。

人は、なんでも食べますが、微生物は雑食ではありません。例えば、肉食中心の食生活を送っていると、腸内環境が悪玉菌に偏るとよく言われますが、このことから考えると、たんぱく質や脂質などが、悪玉菌のエサになりそうですね。

逆に野菜中心の食生活なら、善玉菌の割合が多くなると言われたり、食物繊維をたくさん食べるとお通じが良くなるという話があります。

これは、何も食物繊維自体がお通じをよくしているわけでもなく、悪玉菌が食物繊維をエサとできず、善玉菌しか食物繊維を分解して活動できないので、結果、善玉菌優勢な腸内環境になって、悪玉菌が引き起こす「停滞」が起こらなくなるので、お通じが良くなると言った感じのメカニズムが働いています。

そうやってみてみると、「埃」の成分は「繊維=油」で「食物」には、食物繊維も含まれるかもしれませんが、やはり、タンパク質や炭水化物、脂質も含まれそうです。

「毛髪」もタンパク質。「紙片」も油です。悪玉菌が増えそうなエサばかりですね。

では、考えてみましょう。

片付ければ、悪玉菌は増えない。増えた悪玉菌はどうする?

所詮、部屋を汚すゴミや物質は悪玉菌の「エサ」でしかありません片付けてしまえば、エサはなくなるので、悪玉菌も繁殖できません。

消毒の必要はありますか?
除菌の必要はありますか?

ありませんね!

一旦、悪玉菌が増えてしまったら、どう対処するか!ここが、家事菌活と「菌は地球を救う!」の基本メカニズムです。

一旦増えた、悪玉菌は「エサを断ち、善玉菌を投入」すれば、駆逐できます。「消毒」でも、駆逐できますが、「消毒」や「殺菌」による「菌の駆逐」は、そのスペースで引き起こる「菌の勢力争い」にリセットをかけるだけでしたよね!(『消毒や殺菌にはほとんど意味がない…むしろ有害?』を参照)

ただ、私たちの生活は、「油」や「糖」「炭水化物」にまみれています。

洋服も油から出来ていれば、「紙」の原料は「炭水化物」や「糖」です。紙に字を書くときに使うインクもまた「油」です。洗剤にもシャンプーにも、あらゆる生活用品が油でできていて、私たちは汗をかきますから、ここからまた「脂」を出します。

言い換えれば、悪玉菌が繁殖するエサを減らそうにも、なかなか難しいのが現状のようです。

しかし、所詮「エサ」は「エサ」です。エサが悪玉菌のところに届かなければ、悪玉菌は増えません。

思い出してください「悪玉菌を増やさない方法」は、悪玉菌の「エサを断ち、善玉菌を投入する」でしたよね。ただ、繰り返しになりますが、いつも通りの生活を送っていたのでは、「悪玉菌のエサを断つ」ことは難しいですよね。

しかし、善玉菌を投入することはできます。

ただ、「有用微生物群」として善玉菌だけを投入しようとなると「家計」に影響が出ます。しかし心配はいりません。

適切な「家事菌活」で、悪玉菌のエサは減る。

私たちの毎日を支えてきた「生活雑貨」の多くは「油」と「炭水化物」そして「糖」に囲まれているとお伝えしました。

食事の中にも「脂」や「炭水化物」「糖」も含まれ「タンパク質」も含まれています。「食べこぼし」が埃の原因になって、この埃が悪玉菌のエサになるのなら、食生活を野菜中心に変えるか、「食べこぼし」を減らせば、悪玉菌のエサを減らせます(笑)

そして、これは、私の家事菌活ですが、私が使っている「有用微生物群」は(EM菌ではありませんが)、洗濯の時にも使います

その結果として、この時、「油」で出来た洗剤の量を減らすことができます。

最近の洗濯洗剤の量は、以前から比べると4分の1くらいまで減りました。

次は、シャンプーとリンスですが、「肌常在菌」の仕組みを知れば、あまり洗髪もお勧めできないのですが、長年シャンプーとリンスを使ってきたので、今の所は、従来通り洗髪しいてます。

次は、カラダですが、ボディーソープをゴシゴシタオルに付けて、泡だてゴシゴシやっていたのですが、ゴシゴシタオルもボディーソープもやめました。

今では洗う箇所も、サラッと石鹸を手に馴染ませ「耳の後ろ」首の後ろ「乳首周り」「脇」「股間周辺からお尻にかけて」「膝の裏」「足の裏」「足の指股」のホコリを洗い流す程度です。

流石に、私は男性ですので、脇に関しては「脇毛」に「皮脂」がたまるので、しっかり洗います。股間周りとお尻も入念に!

臭いと痒みの原因も家事菌活に!

ニオイの元はエクリン腺とアポクリン腺からでますが、そもそもエクリン腺は、無臭です。ですが菌の餌になるので、それでニオイが出ます。アポクリン腺は毛包と繋がっていますので脂肪分が含まれ、これがまた菌の餌になり匂いを出します。

ゴシゴシ洗うと肌を痛めて、体液がにじみ出たり、無駄に皮脂を掻き出してしまうので、返って菌の餌を増やします。

皮膚常在菌に多い「ブドウ球菌」の中には、体液を餌にする黄色ブドウ球菌というのがいて、この黄色ブドウ球菌が異常繁殖すると「化膿」します。

ゴシゴシタオルを使わなくなって、一番感じることは「かゆい」と感じることが減ったということです。これは推測の域を脱しませんが「化膿」まではいかなくても、「化膿」するとかゆくなりますから、ゴシゴシタオルを使っていた頃は「化膿の7歩手前」くらいまでいっていたのではないかと考えています。

手のひらで、菌のエサを洗い流すよう優しく洗うのが、体臭予防にも繋がって、菌の餌になる「油」の量も減らせるというわけです。

理屈は分かっているのですが、頭皮に溜まった油汚れまで「有用微生物群」が分解してくれるとは、まだまだ習慣として馴染めないですし、洗髪だけではなく、カラダや体毛周りも、やっぱり今まで通り洗ってしまっているのが、私です。

ですが、家族5人が、このような入浴スタイルに変えたことで、石鹸の減り方は、すごく改善されました。今では1.5倍から2倍近く長持ちするようになり、肌の乾燥から「かゆい」ということも減ってきました。

好きな人は、「有用微生物群」をお風呂にもいれて入浴剤代わりに使うそうです。ただ、このあたりは「入浴剤」としての「有用微生物群」商品は、(私の知る範囲かも知れませんが)発売されていないので、自己責任でお願いします。

お肌の状態やその人の肌の質、皮膚常在菌の状態によっては「有用微生物群」と言っても、肌荒れを起こすことも考えられるという話も聞きますので、試してみたい人はスプレーなどを使った「噴霧」から試す「パッチテスト」的なことをやってください。

「有用微生物群」を排水溝に流そう!

「有用微生物群」は「菌」です。菌の一生は短いため、繁殖力が強い菌は、次々に子孫を残します。繁殖力や生命力がそれほど強くない菌は、死菌となり、一部は菌の餌になります。例えば、乳酸菌の死菌は乳酸菌の餌になります。そして悪玉菌のエサにはなりません。

「有用微生物群」には、乳酸菌が含まれますので、「有用微生物群」に含まれる乳酸菌の死菌は、常在乳酸菌のエサになります。もちろん、悪玉菌のエサにはなりません。

ここまでお伝えしたような菌活習慣を行うと、自ずと悪玉菌のエサを減らすことができ、除菌も殺菌もしないので、菌が棲息する環境をリセットすることもありません。

エサが枯渇して死んでいく悪玉菌優勢の、そのエリアは、「有用微生物群」の投入によって、劣勢だった有用菌にエサを与え、形勢を逆転させます。

そうすることで、排水管の内側に巣喰った悪玉菌を追い出し、有用微生物をそこに棲まわせれば、排水も綺麗に分解されます。

排水が綺麗になれば、下水処理場や排水処理場に投入される薬剤の量も減ることでしょう。

薬剤によって、完全に「中和」された水なら「汚染」には、繋がらないと考えても良いでしょうが、消毒や滅菌に使われた薬剤の「薬効」が残った水が海に流れれば、海中微生物まで滅菌しないとも限りません。

世知辛い世の中ですが、どうやら、良い人よりも悪い人のほうが生きやすい世の中なようで、微生物の世界も、人と同じで、悪玉菌のほうが善玉菌よりも繁殖しやすい仕組みになってしまったのが、現代の地球のようです。

また、今でも地方に行けば(特に漁村などでは多い)、排水が、そのまま側溝に流れたり、外壁を伝って、川や海に流されているような場所もあります(山間部の居住地では、そのような排水がそのまま土壌汚染にもつながると考えられています)。

このような環境も世界を見渡せばまだまだありますし、私たち日本にも、そのような環境はたくさんあります。やはり悪玉菌のエサの方が多いようです。

しかし、菌活生活によって「有用微生物群」も一緒に排水すれば、この状況も変化していきます。ぜひ、一緒に「楽々菌活習慣」を始めましょう!

私が使っている「有用微生物群」に関しては、お問い合わせください。

By |2019-01-25T09:11:12+09:008月 24日, 2018|家事菌活|

この記事を書いた人:

楽々菌活ブログ管理人松村工(まつむら たくみ)普段は出版社を経営しホームページの作成や集客、販促のお手伝いをしている。健康関連産業に長く関わることで、腸内環境や代謝、住環境に関する知見を広め、「家事」が消毒や殺菌に偏っていることに疑問を感じ、本ブログでの情報発信を始める。 2018年より「家事菌活」をテーマにセミナーも開催している。